仕事とはプロレスである、らしい
お世話になった師匠とサシ飲みに行ってきた。
仕事はプロレスである
師匠は仕事において「あいつはプロレスができる、レスラーだよ」という表現をよく使っていて、私はこれまでその真意がつかめずにいたのだけど、やっとわかった気がした。
興行だから、魅せなければいけない
相手の必殺技も喰らいつつ、こちらの必殺技も当てつつ、 互いに見せ場を作ったうえで落とし所に持っていく、ってことらしい。
ガチで殴り合っちゃいけない
プロレス見に行ってガチの殺し合い見せられたら観客ひいちゃいますよね
人それぞれに色んな正義があるので、ときに正義のぶつかりあいになる。 そんなとき、相手の正義に理解を示さずひたすら潰しにかかるようなガチバトルをするのは仕事ではない、ってことらしい。
コミュニケーションは大変だね
昔、別の上司に「ぶつかりあうことはいいことだ」って言われたことがあるのだけど、 究極的に目指すべき方向が同じで、きちんとぶつかりあえているときに限って正しいと思ったんですよね。 例えば相手が会社としての利益ではなく個人的な利益追求に向いているときは、良いぶつかりあいにはならないと思っていました。
でもまあ冷静に考えると「良い」ってのは自分の正義に照らしてどうかということなわけだから、プロレスせい、というということなんでしょうね。 魅せる駆け引きを楽しんでいきたいですね。